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とある軍隊の飛翔弾丸

assassin44.exblog.jp

ここは廃人のブログです(笑)

Assassin 序章 1話 「撃たれ死す人」

・・・携帯のアラームが鳴った
浩二はうるさそうにしながらアラームを切って時計を見た
針は11時24分を指していた
「やべぇ!」
浩二は飛び起きて武器がしまってある棚に手をかけた
今日は、大佐こと佐藤輝に誘われて、戸塚のフィールドでサバゲーをやる予定だ
遅れたら確実にドッキリに嵌められる
浩二は苦笑しながら、急いで戦闘用の迷彩服に着替えて、車に荷物を積んだ
車に積んだ荷物は、マルイ製MP7電動ガンと、固定スライドのMk23ガスガン、極物屋のガスナイフだ
忘れ物がないことを確認すると、腕時計を確認した
11時34分、10分で準備が終了した
浩二は急いで家の鍵を閉め、車を発進させた
そして、18分後、11時58分
浩二の車は戸塚のフィールドに到着した
辺りを見回すと、大木の周りの地面が赤く染まっていた
そして幹を見た瞬間、浩二は脱力感を覚えた
それは、サバゲー仲間が胸を撃ち抜かれ、木の幹に磔にされている有り様だった
それは現実とはありえないほどの残酷さだった
確認のため、車から降りた浩二は鼻を押さえた
とてつもない血の匂いが辺り一帯に充満していた
浩二は大佐らしき死体を見つけ、その場で泣き崩れた
「嘘だろ・・・」
言葉が続かなかった
ふと大佐の顔を見た瞬間、缶を開けるようなプシュッという音と同時に大佐の顔が真っ赤に染まった
そして、自分の胸を見た
紅蓮ともいうべき液体が、これでもかというくらい噴き出てきた
浩二は倒れた
・・・薄れていく意識の中、浩二は一瞬だけ犯人らしき奴を見た
目が紅く光り、尾を引いていた
「もう・・・だめ・・だ・・・」
そして、浩二は息絶えた
死者4名、死因は心臓を撃ち抜かれたことによる失血死
全員木の幹に針金で磔にされるという悲惨な事件になった
「神奈川武装集団射殺事件」
この事件が、なんの意味を示すかを知る者は
現時点で地球上には誰もいない・・・
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by dokkanogunmania | 2012-04-04 07:00 | 小説「Assassin」