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とある軍隊の飛翔弾丸

assassin44.exblog.jp

ここは廃人のブログです(笑)

Assassin 第1章 8話 「合流」

「な・・・ここが第2都市のカルマなのか」
建物には、所々に穴が開いている。おそらく銃弾による穴だろう
「そうだ。と言いたいところだが、こりゃひどいな。一体何があったんだ?」
バイも、驚きを隠せないようだ
ふいに目の前の建物の中から銃を持った男と女2人が出てきた
「浩二・・・浩二なのか?」
その男は浩二を見たとたん、目を見開いた
「大佐・・・無事だったのか!!」
浩二はその男「大佐」こと佐藤輝を見て無事だということを悟ると、他の2人を見て笑った
「おまえらは・・・薙咲雷希と、桜木芽衣か。無事だったんだな・・・良かっ」
「敵襲!!」
浩二が安堵の息をつく暇もなくソルの声が聞こえた
全員が反射的に目の前の建物に身を隠した
とたんにさっきまで乗っていたトラックに無数の銃弾がヒットし、まもなく爆発した
「間一髪だったな」
ソルがそういうと、バイとベスがにやけながらAK47を
両手に1丁ずつ持って掲げた
浩二は苦笑すると、バッグからMP7A1を出した
「やっぱ浩二はそれが一番似合うな。ちなみに、俺たちはここの地下にあったM870を使わせてもらっている」
佐藤が持っているのは、ショットガンの「M870」だ
アメリカの警察車両には必ずといってもいいほど乗ってるポンプアクション式のショットガンだ。
「とりあえず地下に行けばいろいろある。行くとしよう」
佐藤がそういうと、通路の奥の鉄板をどけて、階段を下りていった
浩二たちも続いて降りていくと、行き止まりになった
「この下だ」
佐藤はその場にしゃがみ、目の前の床と壁の境目にある穴に指を入れた。すると、左の壁が開き、明かりがついた
「こっから降りろ。1分したら扉が閉まるから早く!」
佐藤はそういうと、飛び降りるように降りていった
梯子のようなもので降りていくと、広い空間に出た
「ここは・・・」
着いたとたん、浩二とソルたちは絶句した
「驚いただろう。ここは、過激派の秘密武器庫だそうだ。目の前にあるコンテナにはP90が入ってる」
「P90だと?・・・ここで武器を変えた方がいいな。全員今のうちに武器をそろえておこう。これからこの街から脱出する作戦を立てよう」
「それなら、そこの壁から街のはずれに出れる。そこから外壁沿いに進み正門まで強行突破しかないだろう。なら、破壊力のあるP90の方がいいだろう。幸いここにいる奴は全員銃の扱いには慣れてる。なら、脱出は可能だ」
佐藤は一通りのことを言うと、大きなため息が漏れた
「俺とソルは、P90をメインウェポンにして、正面の敵を攻撃する。真ん中にベスを。雷希と芽衣は、ショットガンで武装して横の敵を。バイと佐藤はしんがりを頼む」
浩二はそういうと、コンテナで武器をそろえ始めた
それにならい、ほかの仲間も準備を始めた
「浩二、これを付けておけ。あとで役立つ」
佐藤は浩二にタクティカルベストを渡した
浩二はそのタクティカルベストを装着すると、P90のマガジンを10本ほど取ってバッグの中に入れると、さらに3つ取ってベストの中に装着した
「よし、終わったぞ」
浩二がそういうと、梯子とは逆の壁に全員が笑いながら待っていた
浩二と佐藤はP90。薙咲と桜木がショットガンのM870。そしてバイとソルはサブマシンガンのAKS74U、通称「クリンコフ」で武装した
「よし、行くぞ・・・」
そういうと、佐藤がまたしゃがんで、前にある床と壁の境目にある穴に指を入れた
とたんに前の壁が開き、明かりが消えたかと思うと通路の明かりがついた
浩二たちは、殺伐とした地下の隠し通路を進んでいった

浩二の腕時計「ブラックフォーク」は、午前7時19分を指している
地下の隠し通路を進んでいると、いきなり明かりが落ちた
「停電か?」
浩二は、時計のライトボタンを2回押した
すると、オレンジ色の強烈な明かりが時計から放たれた
これは、トーチライトで、1マイル先まで照らせるという
「おい、浩二やめろ!!敵が」
ダダダッ!!
浩二はとっさに明かりを消して伏せた
前の方から銃撃された
よく見ると、前から聞き覚えのある声が聞こえる
「ここに、浩二がいるはずだ!探し出せ!」
驚くことに、フライの声だった
「大佐たちは、そこのくぼみに隠れてくれ。俺は交渉しにいく」
そういうと、浩二はまた時計のライトボタンを2回押して、手を挙げながらゆっくりと声のしたほうに近づいた
「俺が吉樹浩二だ、フライがいるのか?」
浩二は慎重に進みながらそう言った
「・・・浩二か。なぜあそこから逃げて、敵のゼルモーアに寝返ったのか、聞かせてもらおうか」
フライの声は怒りに満ちてる声だった
「寝返ってなんかない。俺は・・・あんたたちに迷惑をかけたくなかったんだ。それに、あいつらとやってける自信もない」
浩二は頭の中に浮かんだ言葉を淡々と言った
「全く。どいつもこいつも・・・俺の友人のベスもそうだった。あいつと俺は小さい頃から幼なじみだった。学校を出ると、俺達は別の道を歩んでいった。俺は将軍に、あいつは博士になると言って。だが、あいつは寝返った。理由は分からないが、最後にあったときはゼルモーアとの戦いで、敵陣の中から俺を撃ってきた」
「そうか。・・・だからって、俺がどこかに行っただけで、敵に寝返ったと。ふざけるな!!」
浩二は叫んだ。すると、それに呼応するかのように明かりがついた
前には驚くことに、あの4人の将軍以外誰もいなかった
後ろを振り返ると、仲間が全員銃を構えていた
「浩二、下がってろ」
ベスは、クリンコフをフライたちに向けながらそういうと、フライの前に立って口を開いた
「俺は、敵に捕まっていた。それで、命令された。もしお前たちがが俺を許せないなら、俺を殺せばいい。だが、浩二たちに手を出してみろ・・・一人残らず撃ち抜くぞ」
「・・・随分変わったな。ベス、やれるもんならやってみろ」
フォモレスは、浩二に銃口を向けた
フォモレスが持っている銃はデザートイーグル。この距離でまともにヒットすれば、どこであろうと致命傷になりかねない
浩二は、P90を構えた
プシュッ!プシュッ!
缶を開けるような音がすぐ後ろで聞こえた
後ろを振り返ると、ソルとバイ、それに薙咲と桜木が麻酔銃を構えていた
前を見ると、4人は崩れ落ちるところだった
よく見ると全員首筋に麻酔弾が当たっていた
「助かった。行くぞ」
浩二たちはまた進み始めた・・・
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by dokkanogunmania | 2012-04-11 19:48 | 小説「Assassin」