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とある軍隊の飛翔弾丸

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Assassin 第1章 9話 「爆弾罠(ブービートラップ)」

浩二の腕時計「ブラックフォーク」は、バイが背負っている反対派の将軍「フライ」がくれた軍用の時計だ
そのブラックフォークは、午前8時56分を指していた
少し前までは、危うく至近距離の銃撃戦になるところだった
だが、バイとソル、そして薙咲と桜木は麻酔銃をすでに将軍たちの首元に照準をあわせていたため、至近距離の銃撃戦を避けると同時に、将軍たちを回収した
しばらく歩くと、大きな広場に出た。真ん中にはトラックが少なくとも10台止まっている
「これは・・・」
浩二は絶句した
「すごいな。これも過激派のサービスといったとこか」
佐藤自身もここまで用意がいいとは知らなかったようだ
苦笑しながら1台のトラックに近づいていき、荷台を開けた
荷台には救急箱と、M4A1が積まれていたが、浩二は何か違和感を覚えた
先に佐藤が武器を見つめていたが、横に首を振った
浩二は武器をかき分けた
よく見ると、武器はM4A1に混じってAK47が下の方に隠されていた
その瞬間、浩二の脳裏に危険信号が点滅した
「ここは危険だ。ソル、トラックでさっきまでいた武器庫まで戻るんだ」
浩二はソルにそういうと、ほかの仲間に早くトラックに乗るように指示した
浩二はトラックの下をのぞき込み、頷いた
「ソル、1分待ってくれ」
そういうと浩二は、タクティカルベストからペンチを出すと、トラックの下に潜り込んだ
数秒後、浩二は下から這い出てくるとトンネルの入り口の方に何かを持っていき設置した
そして、走って戻ると浩二はトラックの荷台に乗った
「ソル、出発だ」
「了解」
ソルはアクセルを踏んだ
トラックは勢いよく走り出し、トンネル入り口に差し掛かったそのとき、さっきまで止まっていたトラックが全て爆発し、炎上。木端微塵になった
「な・・・」
佐藤は絶句した
「驚いたか?俺も驚いた。まさかミラ軍がこんなところにトラップを仕掛けるなんてな」
浩二は苦笑しながら銃を置いた
「どういうことだ?なんでそんなことが分かったんだ?」
バイは状況が理解できてないらしく動揺している
「どういうことか?簡単だよ。まず、佐藤がここにトラックが置いてあることを知らない時点で怪しい。それで、佐藤が真ん中に不自然に置いてあるトラックの荷台を調べてみると、M4が置かれてあった。しかし、下の方にはAKが積んであった。それで、トラックの下を見ると、案の定鋼線が張られてた。線は他のトラックの荷台に付いていた。おそらくブービートラップだろう。それを俺が解除して自分の鋼線に結びつけて、入り口に線を張って出るときに爆発するようにしといたってわけだ」
浩二は説明を終えると大きくため息をついた
そのとき、後ろの方から銃声がした
「ミラ軍か・・・」
浩二はP90を構えると、躊躇なく後方に照準を合わせ、引き金を引いた
相手も黙ってはいないようだ。激しい反撃を受けた
トラックがスリップし、止まった
トラックはトンネルを塞ぐように止まったため、浩二たちは武器庫側に降り、マガジンを入れ替えた
「今から後方の敵を殲滅する。全員攻撃に備えよ」
「俺らも参加させてくれ」
全員トラックの方を見た
トラックの中から、フライを先頭にラムサレアス、アマテリウス、そしてフォモレス。全員目が覚めたようだ
「浩二、申し訳なかった。詳しいことは後で話す。とりあえず協力して前の敵を倒そう」
全員が団結した
午前9時9分、トンネル内での脱出作戦が始まった
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by dokkanogunmania | 2012-04-11 20:16 | 小説「Assassin」