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とある軍隊の飛翔弾丸

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Assassin 第2章 21話 「孤高の暗殺者」

浩二はスナイパーを倒しに行くと見せかけて、近くの建物に入っていた
そこは武器庫で、やはり自動小銃が所狭しと並んでいる
そして、隠し持っていたインカムを装着し
桜木が持っていた通信機で
聞いてしまった
浩二は情報を整理する
佐藤は自分の標的「ミラ」本人だった
で、べスが殺戮の女王こと「ニア」
まさかこいつが女だったとは思わなかったが。確かに声は少し高めだった気がする
それと、バイが守護神こと「アレイ」
よくよく思い出せば手榴弾のトラップに引っかかったにも関わらず平気で立っていた。おそらくあれも偽装工作だったのだろう
あとは、ソルこと「メリモス」
怒りが満ちるのが分かった
そして、絶望感
仲間が減ったうえに、今まで信用してた佐藤が
自分の宿敵ともいえるミラ本人だったとは
「・・・くそが」
浩二は、ナイフを抜く
そして、首元に
頸動脈を掻っ切るつもりだったが
浩二はその手を止め、近くにあったパソコンのようなものを起動させる
よくよく考えれば単純な話
ここは敵の拠点
それなら、ここには敵の情報が書き込んであるはずだ
そう思って起動させ、いろいろいじると
「・・・あったぞ。これだ」
浩二はそれを見て
思わず息を呑んだ
そこに書いてあったのは
自分を殺す計画だった
その目的までは書かれていないが、軍の将軍などの一覧が載っていた
その一番上に
ローリング
その下には
ミラ
どちらも大将軍で、ローリングは4人の将軍を、ミラは3人の将軍を手下にして各地を制圧。原住民の殺戮を繰り返している
ローリング側の将軍は、、シグを筆頭にフレア、ディアゾネス。で・・・マグルプ。こいつだけ別枠
軍は23万7000人
使用武器はAK74
「ここまで分かれば、十分だな」
浩二はそういうと、紅剣を抜き
一気に斬る
パソコンは音を立てずに粉砕し、地面に破片が散らばった
浩二はそれを見届けると、もう1本の紅剣を抜き
構えた
そして・・・ドアを斬る
スッと切れ目が入り、粉砕
外に出ると、人の気配がない
どうやら集会が開かれてるようだ
ここから2キロくらい先の塔に人がたくさん見える
作戦会議か・・・又は、俺を囲むつもりだったか
どちらにせよ何か裏がある
浩二は剣を持ったまま、さっきの武器庫に戻る
そして、角を曲がり、武器庫の方を見ると
桜木と、薙咲がいた
桜木は普通に歩けるようだが、薙咲は意識はあるもののショックが大きかったのだろう。立てていない
「芽衣・・・ありがとう。お前のおかげでこっちもようやく作戦が出来上がった」
「そうか。それは良かった」
桜木は普段は無口で、戦闘系のことになると少しだけ喋る
身体能力は異常なほどに高く、体力もある
そして、こいつの得意なことは
狙撃と破壊工作
この2つにおいては右に出る者はいない
佐藤はこのことは知っているようで、警戒はしていた
そして、いつも探るように喋っていた
だが、浩二と本人しか知らない事実がある
それは、浩二も最初打ち明けられた時は信じられなかったが
今日の行動も含めて、それを証明した
実は、桜木は
「元某国特殊部隊」のエリートだった
そこでは、狙撃を中心にやっていたらしいが
浩二もそこまで詳しくは知らない
「・・・芽衣。とりあえずこの場を離れないと囲まれる。移動するための軍用トラックを探したい」
浩二はそういうと、紅剣を収め、武器庫に入った
「ここの武器庫は一通り見ておいた。それと、横の倉庫はトラックが停めてある」
桜木はそういうと、トラックのチェックを始めた
浩二はそれを見届けると、武器の選別を始めた
この武器庫にあるP90は全て焼き付いて、おまけに弾も切らしていた
そんな感じで、しばらく武器庫を探し回った結果
一つの結論を導き出した
それは、あまりにもインパクトのありすぎる銃を見つけてしまったからだろう
浩二は見つけた瞬間腰が抜けた
銃口が2つ
聞いたことがある
確かガバメント生誕100周年記念で造られた
「AF2011A1」
45ACP弾なら、弾も共有出来る
浩二はこの銃を6丁近くにあったバックパックに入れると、桜木たちがいるトラックに持って行った
「これは・・・」
桜木も目を丸くするほどの代物
浩二はまた戻って、予備のマガジンと、弾を全てもらうことにした
45ACP弾の箱をトラックに運び、ついでに近くに置いてあったノートパソコンや、機材一式。IH加工してある防弾盾と、救急用の道具も積み込む
「浩二。運転してくれるか?私が援護する」
「分かった。荷台から援護を頼む」
浩二はそういうと、軽くチェックを済まし、エンジンをかける
そして、一旦車から降りると、浩二は紅剣を抜きシャッターを
斬った
音もなく粉砕するシャッター
浩二は剣を収めてトラックに乗る
「出発だ」
浩二はそういうと、荷台で
マガジンを収める音がした
準備完了の合図だ
そして、浩二は
アクセルを踏み込む
「まぁ・・・予想はしてたけどな」
浩二は苦笑する
その先には
敵。しかも、20人はいる
浩二はそのままスピードを上げて、さっき手に入れたAF2011A1を撃った
バスッ!!
衝撃が凄い
さすがに45口径を2つつなげたやつを片手で撃つのは無理があるが
威力は凄まじい
装弾数16発
しかし2発同時発射の為、実質8発
浩二は連射し、10人ほど倒した
そして、トラックは敵の横をすり抜け
後は後ろの桜木に任せる
ドン!ドンッ!
銃声が聞こえる
浩二はマガジンを替えながら、門を見る
誰もいない
浩二はアクセルをベタ踏みし
突破した

日が傾きかけている
浩二は腕の時計を見た
3時47分
とりあえず、基地の包囲網を突破した浩二は、13キロほど北に進んだ
そこは、岩が連なる丘
遮蔽物が多い割には見晴らしのいい場所
北の方角には、大きい街が見える
あそこがおそらく中心都市「クラウスト」
そこに行けば、何かがあるはず
浩二は軍用の双眼鏡で様子を見たが、何もない
占領されてるようには見えない
が、守備兵が所々に立っている
武器までは、行ってみないと分からない
「・・・芽衣。作戦を練るぞ」
浩二はそういうと、トラックの荷台に腰をかけた
芽衣は小さくうなずく
夕日に照らされる丘の上で、遂に「暗殺者」が動き始める、瞬間だった
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by dokkanogunmania | 2012-04-27 23:57 | 小説「Assassin」