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とある軍隊の飛翔弾丸

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ここは廃人のブログです(笑)

Assassin 第3章 23話 「能力使い」

「た・・・橘!?どうしてここに」
浩二は驚きの声を上げる
「事情を説明させろ」
横には桜木がいた
「まずは、零火。お前からだ」
桜木はそういうと、席を立ち、どっかに行ってしまった
「・・・その・・・申し訳なかった」
「裏切ったことを・・・か?」
「・・・あぁ」
「気にするな。そういうのは慣れてる」
浩二がそういうと、橘は目を見開いた
「あんだけひどいことをしておいて・・・許してくれるのか?」
「それはお互い様だ。だが、条件が一つ」
浩二は橘の紅い眼を見る
「仲間になれ」
「な・・・仲間?本当にいいのか?」
橘はうれしそうに手を顔にあてた
「で、ここに来たのは。何か情報を持ってきたのか?」
浩二は真剣な眼差しになる
それを感じ取ったのか、橘も真剣になった
「そうだ、私は相手を裏切ってこっちに加勢することになった。それで、今お前が一番必要な情報を持ってきた」
「本拠地か」
「あぁ。ここから北に約670kmの位置にミラの拠点・・・城がある。そこまで行くにはかなり時間がかかる。それに、あいつを倒すなら」
「敵の殲滅か」
「そういうこと。ミラ軍だけでも14万はいるからな。拠点を一つづつ消してかないと無理だ」
「・・・そうか」
沈黙が流れる
時間がどんどん過ぎていく
気まずい空気をどうにかしないと
浩二がそう思ったその時
「ただいまー!」
それを壊す薙咲
思わず苦笑した
「この話は後だ。とりあえず、飯を食べよう」
浩二はそう言って、立ち上がるのだった
そのあとは、みんなでカレーを作った
予想通り、野菜なども地球のものと変わりはなかった
しかし、味が違う
凄く濃厚なカレーになった
久々にまともなものを食べたので、浩二はまた睡魔に襲われる
ベッドが置いてある部屋に入って寝転ぶと
すぐに寝てしまった
・・・ふと時計を見ると、4時30分
大体7時間くらいは寝たようだ
浩二は下に降り、シャワーを浴びる
それが終わると、浩二は外に出た
人は全くおらず、寝静まっていた
浩二は書類の中から地図を見つけ、その場所に行くと
そこには武器庫があった
早速中に入ると
驚くほどの弾薬の量があった
それだけじゃない。アサルトライフルが100挺はある。
さらに、奥に行くと
「・・・これは」
WA2000が3丁
これは驚くしかない
そうやって武器庫を見ているうちに、かなり時間が経ってしまった
家に戻ると、全員起きてたらしく、朝ご飯が出来てた
「あ、おかえり!今日は何するの?」
薙咲が真っ先に飛んでくる
危ないな。いろんな意味で
「今日はスラム掃討の作戦会議と武器の整備。それと、買い物」
浩二はそういうと、手を洗い、椅子に座った
テーブルの上には
パンと目玉焼き、サラダなど
だが、浩二は腹が空いている。どれもうまそうに見える
『いただきます!』
その瞬間に、全員が一斉にパンにかぶりつく
「うまいな」
桜木も絶賛している
普段は喋らないのに、今日はやけにしゃべる
全員が食べ終わり、一段落したところで
「・・・作戦会議だ」
浩二が空き部屋に机と椅子、何故か元から置いてあるホワイトボードを並べ、全員を招集した
「・・・で、どうするんだ」
「桜木、お前がとりあえず先頭で行け。そのあと、俺たちが突入する」
浩二は簡単な説明を終えると、薙咲のほうを見て
「お前は怪我が痛まないならついてこい。無理はするな」
そういうと、こんどは橘のほうを向く
「橘は最終兵器だ。最後に軍が突入することになってる。その時に力を使ってくれ。俺たちはおとりになる」
言い終わると、早速
銃を取り出す薙咲
何をするかと思いきや
いきなり桜木に向かって
パァン!!
発砲した
浩二は突然のことに言葉も出なかった
だが・・・よく見ると
桜木は傷一つ負ってない
手にはナイフ
後ろに壁には2つの穴
「まさか・・・銃弾切りか」
浩二は目を見開く
桜木の反射神経はもはや神の領域と言っても過言ではない
そして、薙咲も
近距離になると、強い
これは、結果的に
浩二を安心させるためだったのだと知らされた
そして、そのあとは
街を適当に散策し、買い物をした
服やアクセサリーなどを女3人で買いあさってるところをみると
平和に見えてくる
桜木にもあんな一面あったのか。と
浩二はおもわず微笑む
それが終わり、帰りにスパゲッティを食べて家に戻ると、家の前に
武装した男が立っている
その男は俺たちの姿を確認すると
いきなり発砲してきた
アルミ缶をつぶすような音から、サイレンサーがついてるようだ
「反射」
橘がそういうと、弾丸は跳ね返り
その男の腕に当たった
男はうめき声を上げながら、まだ闘争心を露にしている
浩二は半ば呆れた状態でその男に蹴りを入れ、昏倒させた
その男をとりあえずリビングに入れ、手当を済ますと、縛り上げた
武器はやっぱりサイレンサーモデルのスタームルガーMkⅠだった
浩二はそれを奪い取り、身体検査を始めた
パイナップルと呼ばれるMkⅡ手榴弾3つと、サバイバルナイフが2本
とりあえず爆発物は薙咲に渡し、ナイフは桜木に渡した
浩二は氷水をその男にかぶせた
それが効いたのか、男は目を覚ました
「・・・ここは、どこだ?」
浩二はその男にガバメントを向ける
「死ね」
「!!・・・ま、待ってくれ!」
男が暴れだしたので
パァン!
その男の肩を掠めて45ACP弾が飛んでいく
「黙れ。俺が言う質問に答えれば生かしておいてやる」
「・・・分かった」
「お前は誰だ。どこから来た」
「スラムの長からの命令でここを潰せと」
そういうと、男がまた暴れだした
何をしても抜け出したいらしい
面倒なので、鳩尾と首筋に強烈な踵落としを喰らわせた
「警察はないのか?」
「それなら今呼んだ。1分もしないうちに来る」
そう言った途端
ドン!
ドアを蹴破る音
「動くな!!」
警察・・・というより特殊部隊だな
日本で言う、SATみたいな強襲部隊
M4を構えた男たちに囲まれた俺たちは、とりあえず男の身柄を渡し事情説明。そして、ついでだからという感じで作戦会議をする
もちろん明日のスラム攻略のためのものである
この自称「警備隊」は、正規軍らしい
スラムに1回突入した時は、あまりもの弾幕の迫力に圧倒されたとか
まぁ弾幕なら、こっちにも能力使いがいるし
なんとかなるか
警備隊が男を持って去ると、全員が準備を整え寝た
そして・・・
5月9日
午前5時30分
スラム一掃作戦の幕開けである
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by dokkanogunmania | 2012-04-29 23:13 | 小説「Assassin」